サイズは直径５.３× 厚み２cm、重さ167g、1970年代製です。 ヨーロッパ諸国への出張土産で購入し、保管されていたものです。 説明 英国で高品質、完全ハンドメイドの貴金属細工師(silves & gold-smiths)工房ー Philip Kydd社は世界的に有名です。 925Sスターリングシルバー(純銀)は古来、英国で生み出され、英国銀通貨 スターリングポンドの基準となり、広く銀製品に使われて来ました。　 スターリングはその925S合金を生み出した人名である事を知る人はまず居ないと 思います。 なぜスターリングシルバーが925S合金か？　950、930S合金では？　 又100%シルバーに混ぜる7.５%の金属の種類とその含有量は？ 貴金属で唯一実用、食器類等を作るに最適なシルバー合金は？.....それが92.5%銀に合わせた金属割合を計算、試作の繰り返しの上で作り出されたスターリングシルバーです。 925Sであれば総てスターリングシルバーではありません。 貴金属細工大国ヨーロッパのベテランプロフェッショナル細工師のみ使いこなせた 貴金属・銀を実用かつ耐久器に出来た基で、日本刀製作で玉鋼を鍛える如く、 「鍛錬＋火造り」を繰り返してスターリングシルバー地金を鍛え上げて初めて、 鋼より強い弾力性、耐久性としなやかさ、また鍛え上げた故の優雅や柔らかな 銀色が生み出されます。 ゆえにその製品は高価で半永久的に愛用出来ます。 この結果を得られる唯一の銀合金がスターリングシルバーです。 単に92.5%銀に7.5%の他金属を 混ぜた925Sではありません。 そのスターリングシルバーを鍛え上げ高品質製品化できる銀細工師工房の一つがPhilip Kydd社です。 出品のペーパーウエイトの表面には英国貴金属の国定試金刻印(ホールマーク極印)をインゴット的に ４個表現しています.....PGKは社名、Sは製作年代、四つ足着きライオンはスターリングシルバー、 イカリは英国North Somerset試金所(造幣局)で、品質保証マークは納税済みの証でもあります。 ヨーロッパ諸国では、純銀製品は上流階級ご愛用です。